「秋聲の本で辿る 大正・昭和のモダンブックデザイン」…徳田秋聲記念館

金沢出身の作家・徳田秋聾の本の装幀を取り上げた展覧会が開催されています。2009年2月14日(土)〜4月12日(日)

会期:
前期:2008年11月30日(日)〜2009年2月11日(水)
後期:2009年 2月14日(土)〜 4月12日(日)
時間:9:30〜17:00 (入館〜16:30)
会場:徳田秋聾記念館
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/shusei/riyou/index.htm
入館料:
一般 300円
65歳以上 200円
高校生以下 無料

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 昨年度に開催した企画展「秋聲の本・明治篇〜木版口絵と装丁の美」では秋聲の明治期の初版本を中心に展示し、この時期にしか見られない美麗な木版口絵と装丁の紹介を行ないました。本展では、これに引き続き「秋聲の本で辿る 大正・昭和のモダンブックデザイン」と題し、秋聲の大正・昭和期の初版本を多数展示します。
 一般に自然主義作家の書籍は装丁が貧弱であると言われ、特に自著の造本への興味が希薄であった秋聲本の装丁はこれまで顧みられることもありませんでした。しかし、竹久夢二・木村荘八などその時代時代の一流の装丁家・画家を起用し、華美ではなく質実でモダンに設えられたそれらの本は、秋聲文学を入れる器に相応しく一見に値するものです。また、特定の装丁者を持たなかったゆえに、そのデザインのバリエーションも多く、同時代の流行を如実に反映している点も見逃せません。日本社会の近代化が進み、都市文化が花開く時代に造られたモダンブックデザインを秋聲の本で辿る企画展です。

○徳田秋聲記念館
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/shusei/kikaku/index.htm

03/06/2009