躍動する魂のきらめき—日本の表現主義—…名古屋市美術館

形や色で感情や精神を表現しようとした大正期の表現主義についての展覧会。2009年8月25日(火)〜10月12日(月・祝)
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明治末から昭和初期にあたる1910-1920年代は、わが国の近代化の中で、個人や個性が初めて注目され、また生命や人生に対する意識や観念が形成された時代にも当ります。“大正ロマン”や“昭和モダン”と呼ばれた時代にあって、その文化はある種のセンチメンタリズムと、やがて来る華やかなモダニズムの気配を感じながら、不安と希望が混交しあうなかで、抒情あふれる表現を生み出していきました。詩から童謡が生まれる一方で、内面から搾り出すかのような魂と生命感の発露や強烈な精神性を見せる表現も表れました。芸術家は自己の内面を見つめ、その精神的な表現こそが新たな時代を拓くものとみなされ、やがて表現は神秘性をも帯びて行きました。そうした「主観」による表現をさらに推し進めた、言わば“時代精神”とも呼ぶべきものが「表現主義」の思潮でした。20 世紀の初頭にドイツで生まれた「表現主義」は、何かを宣言したというのでなく、それだからこそ、人々の時代に対する共感を表象し、やがて国や地域、さらには時代を越えて広がってゆきました。本展覧会では「表現主義」を西洋美術の需要や模倣ではなく、日本固有の表現の発露と捉え、美術の前衛から、一般の生活にまで拡がって行った造形活動を検証・紹介いたします。
(名古屋市美術館HPより)
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2009/hyogen_shugi/

会期:2009年8月25日(火)〜10月12日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし9月21日(月・祝)、10月12日(月)開館)、9月24日(木)
時間:9:30〜17:00(金曜日〜20:00、入場は30分前まで)
会場:名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/annai.html
観覧料:
一般1000円
高大生700円
小中生400円

○名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml

08/14/2009