瀬戸内国際芸術祭2010連携 森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史 …高松市美術館

高松市美術館所蔵のオリジナル作品と、その作品を森村が「ものまね」した作品、そして、森村がオリジナル作品と出会った当時の想い出を語るテキストをあわせて展示。2010年7月17日(土)〜9月5日(日)
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美術作品との出会いが人の人生に大きな影響を与えるということが,しばしばおこります。特に,後年美術家を目指すことになった人の場合には,子供時代や学生時代に出会った美術作品からの影響は計り知れません。1951年生まれの森村泰昌もまた,若かりし頃、1960年代の日本の美術やその他の様々な当時の新しい美術の動向に触発され,制作活動に入った美術家です。森村は,画集などで新しいスタイルの表現を見つけると,いつもそのスタイルをまねて,自分自身の手になるドローイングや絵画作品を,習作として制作してきました。そしてそれら習作の数々は,大切に保管されてきました。

本展では,こうした森村作の「ものまね習作」と,そのもとになったオリジナル作品(高松市美術館コレクションによる),およびそのオリジナル作品と出会った当時の森村の想い出を語るテキストの三要素をワンブロックとし、多数のこれらの基本ブロックを年代順に追って行くことで,森村の「私的な美術史」を20世紀の「公的な美術史」と対比させる形で浮かび上がらせます。また新作として、高松市美術館所蔵の田中敦子《電気服》を題材にした作品も発表します。

名画の登場人物や女優などに扮した独自のセルフポートレートで国内外において高く評価され、現在は個展「なにものかへのレクイエム」の全国巡回により注目されている美術家・森村泰昌。マティス,クレー,デュシャン,岡本太郎,横尾忠則,赤瀬川原平・・・20世紀美術史を駆け抜けた巨匠たちを「まねぶ(学ぶとまねるの語源)」ことであらゆる表現の可能性を探求した,森村の知られざる作品群が一挙公開します。
(高松市美術館HPより)
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/special/22-2.html

会期:2010年7月17日(土)〜9月5日(日) ※会期中無休
時間:月〜土・祝9:30〜19:00(日曜日〜17:00、入室は閉館30分前まで)
会場:高松市美術館
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/guide/access.html
入場料:
一般800円
大学500円
高校生以下 無料
※65歳以上の方(長寿手帳等が必要)、身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者 無料

○高松市美術館
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/index.html

関連記事:
○森村泰昌ーなにものかへのレクイエム …豊田市美術館
http://shintoshokanlab.kobe-du.ac.jp/node/35495
○森村泰昌展・なにものかへのレクイエム−戦場の頂上の芸術−…東京都写真美術館
http://shintoshokanlab.kobe-du.ac.jp/node/35184

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06/22/2010