メカデザインFOR1/1 メカニックデザイナー大河原邦男展…愛媛県美術館

デビューから30数年。大河原邦男の創作の歴史を紹介。2010年7月24日(土)~9月6日(月・祝)
____
1960年代に誕生した日本のTVアニメは、その後急速な発展を遂げ、今日では日本を代表するメディア芸術の一つとなっている。なかでも重要な位置を占めているのが、いわゆるロボットアニメである。1970年代、『マジンガーZ』の放映を契機に、ロボットアニメの一大ブームが起こった。制作現場においては、作品中に登場するロボットなどのメカをデザインする“メカニックデザイナー”という専門職が誕生する。大河原邦男は、日本で初めて“メカデザイナー”として認知された人物である。
 大河原は、『化学忍者隊ガッチャマン』の敵メカのデザインを皮切りに、『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』や『無敵鋼人ダイターン3』等の作品を手がけ、『機動戦士ガンダム』で、アニメ業界の潮流を変えるほどのメカを生み出し、80年代のリアルロボットアニメブームへとつながっていく。それまで「子ども向け」であったロボットアニメが大人の鑑賞を想定したものに変化していった。
 その頃、大河原は『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』など、多くの主要リアルロボットアニメ作品のメカデザインを手掛けた。その一方で、『ヤッターマン』に代表されるギャグメカや『勇者シリーズ』に代表されるスーパーロボットアニメも多く手がけてきたことも特筆すべきである。その時代、その作品によって求められるデザインを幅広く生み出し、リアリティとフィクションの間で自在に創作する大河原デザインは、その守備範囲の広さにおいて群を抜いている。
 デビューから30数年。いまなお第一線で活躍するデザイナー、大河原邦男。
 本展覧会「メカデザインFOR1/1」では、彼の創作の歴史とデザインの思想を、代表的作品の原画や設定資料、プラモデル・玩具を通じて紹介。メカデザインの魅力を体感できる展覧会である。
(愛媛県美術館HPより)
http://www.ehime-art.jp/tenrankai/now/

会期:2010年7月24日(土)~9月6日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし8月2日、9月6日は開館)、8月3日(火)
時間:9:40~18:00(入場は閉館30分前まで)
会場:愛媛県美術館
http://www.ehime-art.jp/guide/access/
観覧料:
一般1000円
満65歳以上の方 800円
高大生700円
中学生500円
小学生500円
※障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名 無料

○愛媛県美術館
http://www.ehime-art.jp/

関連記事:
○ロボットと美術 機械×身体のビジュアルイメージ…青森県立美術館
http://shintoshokanlab.kobe-du.ac.jp/node/35508
○大河原邦男のメカデザイン ガンダム、ボトムズ、ダグラム…八王子市夢美術館
http://shintoshokanlab.kobe-du.ac.jp/node/21298

07/15/2010