崔在銀 展 ―アショカの森―…原美術館

2010年9月11日(土)〜12月26日(日)
立体、写真、映像作品などで構成される新作のインスタレーションを展開。

今秋、原美術館(東京都品川区北品川4-7-25 〒140-0001)では、ソウル生まれの女性アーティスト、崔在銀(チェ ジェウン)の、日本の美術館における初個展を開催いたします。
崔が本展で展開するのは、“森”。「アショカ王の5本の樹の森」という故事に想を得て、立体、写真、映像作品などで構成する新作のインスタレーションです。アショカ王は、仏教を守護したことで知られる古代インドの皇帝ですが、彼は、国民ひとりひとりが、5本の樹を植え、それを“森”として見守ることを提唱したと言われています。5本の樹とは、薬効のある樹、果実のなる樹、燃料になる樹、家を建てる樹、そして花を咲かせる樹。

ここでの<樹>のイメージは時間を横切る存在であり、永遠に向かって手を差し延べながらも衆生に限りない安らぎを施す深淵から湧き立つような慈悲の存在でもある。
これは古代から今日に至るまで変わらない人間と樹との関係であり、もう一方ではその永遠たる長さにより、かえって世の中のすべてが時間の変化を通して変わっていく姿を見せてくれていることでもある。
ボルヘスは、「人間のあらゆる精神的な体験は時間の体験に還元される」と言っている。<樹>はまさにそのような精神的な媒介者なのである。
―作家によるコンセプトノートより―

森が内包する大いなる生命の流れと、樹と人間との悠久の交感に思いを巡らせながら、崔は館内に “森”を誕生させます。
(プレスリリースより)
http://www.haramuseum.or.jp/jp/common/pressrelease/index.html

会期:2010年9月11日(土)〜12月26日(日)
休館日:月曜日(ただし9月20日、10月11日は開館)、9月21日(火)、10月12日(火)
時間:11:00〜17:00(祝日の11月3日を除く水曜日は20:00まで開館、入館は閉館30分前まで)
会場:原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
入館料:
一般1000円
大高生700円
小中生500円
※土曜日は小中高生 無料

○原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

08/30/2010