もうひとつの京都−モダニズム建築から見えてくるもの−…京都工芸繊維大学美術工芸資料館

2011年2月7日(月)〜5月8日(日)
1920年代から1970年代に建てられた京都におけるモダニズム建築の軌跡を辿る試み。

会期:2011年2月7日(月)〜5月8日(日)
休館日:日曜日・祝日(ただし4月29日〜5月8日の間は開館)、2月25日(金)、2月26日(土)、3月12日(土)
時間: 10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
会場:美術工芸資料館
http://www.kit.ac.jp/01/01_110000.html
入館料 :
一般200円
大学生150円
高校生以下無料

■京都工芸繊維大学美術工芸資料館
http://www.cis.kit.ac.jp/~siryokan/main.html
■京都工芸繊維大学
http://www.kit.ac.jp/index.html

内容:
本展覧会は、1920年代から1970年代に建てられた京都におけるモダニズム建築の軌跡をたどろうとする試みです。ここでいうモダニズム建築とは、合理主義と社会改革的な思想を背景にして、装飾を排した抽象的な形態と空間構成を重視したデザインを志向する近代建築のことを指しています。モダニズム建築は、20世紀初頭のヨーロッパに始まり、世界的スケールで展開されました。そこには、科学技術の進歩を前提に普遍性をもった方法を求めようとする考え方が見られます。けれども、建築は、気候風土の違いや地域的な特性、伝統とのつながりなどの影響を受けるものです。そのため、モダニズム建築は、当初から、国や地域による違いについても議論さ れてきました。そして、近年は、従来の見方を相対化し、地域や国によって独自の展開を遂げたことに目を注いで、改めてモダニズム建築とは何だったのかを再検証する動きが顕著になっています。
 こうした中で、1200年の歴史を持つ京都は、関東大震災や太平洋戦争によって焦土と化した東京や大阪とは異なり、ほとんど無傷なまま、木造文化の伝統と歴史的町並みが連続してきた稀有な都市です。本展では、その京都においてモダニズムの思想がいかに受容されたのか、京都という場所を建築家たちはどのようにとらえたのか、明治以降の近代化と西欧化の流れの中でモダニズムへの転換はどのように進んだのか、など、これまであまり意識されてこなかった視点でモダニズム建築を概観します。そこから見えてくるのは、伝統と現代をつなぐ文化の水脈であり、もうひとつの京都の姿です。そして、この作業を通じて、戦前/戦後という枠組みにとらわれる ことなく、モダニズム建築の持つ価値と意味について共有し、それら全体が未来へ向けた貴重な文化遺産であることを確認したいと思います。
(京都工芸繊維大学美術工芸資料館HPより)
http://www.kit.ac.jp/01/topics/2010/modernarchitecture110121.html

02/08/2011