木彫の巨匠 平櫛田中展…ひろしま美術館

2011年4月23日(土)〜6月5日(日)
井原市立田中美術館・シーピー化成コレクションより。日本近代の木彫界に大きな足跡を残した平櫛田中の作品約60点を一堂に展示。

会期:2011年4月23日(土)〜6月5日(日)※会期中無休
時間:9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
会場:ひろしま美術館
http://www.hiroshima-museum.jp/access
入館料:
一般1000円
シニア500円
高大生700円
小中生400円
障害者手帳をご持参の方は本人と同伴者1名が無料

■ひろしま美術館
http://www.hiroshima-museum.jp/index

内容:
日本近代の木彫界に大きな足跡を残した平櫛田中(ひらくし・でんちゅう、1872-1979)。明治5年に現在の岡山県井原市の田中家に生まれた田中は、明治15年に現在の広島県福山市の平櫛家の養子となりました。生家と養子先の姓を組み合わせて平櫛田中と号しています。
 少年期に木彫に興味を抱いた田中は、明治26年に大阪の人形師・中谷省古に入門し、木彫の手ほどきを受けます。木彫家を目指して上京してからは、高村光雲の門下生たちと共に研鑽を積み、日常身辺の人物をテーマにしながら写実を追求していきました。やがて、臨済禅の高尚・西山禾山や美術界の指導者・岡倉天心と交わり教えを受けるうち、仏教説話や中国の故事を題材にした精神性の強い作品を生み出していきます。大正期には、モデルを使用した塑像の研究に励んでその成果である「転生」などの傑作を院展に発表し、昭和初期以降は彩色の使用を試みて「伝統」と「近代」の間に表現の可能性を求めました。昭和33年には約 20年の歳月をかけて制作した大作「鏡獅子」を発表しますが、そこには田中芸術のすべてが結集し、昇華されているといえるでしょう。日本美術院彫刻部の重鎮として活躍し、昭和37年には文化勲章を受章、昭和54年に107歳で歿するまで生涯現役を貫きました。
 本展では、第7回文展に出品された「竪指」をはじめ、初期から晩年までの作品約60点を一堂に展示し、広島ゆかりの巨匠・平櫛田中の偉業を紹介します。
(ひろしま美術館HPより)
http://www.hiroshima-museum.jp/denchu-gaiyou

04/13/2011