ビブリオテイクレクチャー:花田佳明「『国際建築時論』と『国際建築』が伝えたもの」…神戸芸術工科大学

日時:2011年6月15日(水)17:00〜18:00
会場:神戸芸術工科大学図書館AVホール
http://www.kobe-du.ac.jp/about/access/
聴講無料
定員:50名(先着順・申込不要)

■神戸芸術工科大学
http://www.kobe-du.ac.jp/

内容:
かつて『国際建築時論』と『国際建築』という雑誌があった。『国際建築時論』は、1925年に早稲田大学建築科グループによる国際建築協会の機関誌として創刊され、ドイツ表現主義をはじめとする海外の建築情報を紹介した。この雑誌を引き継ぐかたちで、小山正和という伝説的編集者によって1928年に創刊されたのが『国際建築』である。第2次世界大戦の影響で1940年に一時休刊したが、戦後1950年に復刊し1967年まで刊行された。戦前は、主にヨーロッパとアメリカのモダニズム建築に関する海外情報を紹介した。たとえば1929年5・6月号では「ル・コルビュジエ特集」が組まれているが、それは日本語で書かれたコルビュジエの作品・論文集として最も早い時期のものである。
戦後は、田辺員人・宮内嘉久等の新しい編集者も加わり、国内のさまざまな建築思潮や作品に関する議論の場を提供するなど、常に建築界に対して重要な役割を果たしてきた。この2つの雑誌のうちの戦前までの分が3期に分けて復刻された。それはまさに、日本におけるモダニズム建築の黎明期を生々しく記録したきわめて貴重な資料である。
(チラシより)

06/07/2011