インディゴ物語 藍が奏でる青い世界…神戸ファッション美術館

2011年7月14日(木)~9月27日(火)
かつて「ジャパン・ブルー」と称された藍。神戸ファッション美術館の収蔵品を中心に各国の青い衣装を展示。

会期:2011年7月14日(木)~9月27日(火)
休館日:水曜日
時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
会場:神戸ファッション美術館
http://www.fashionmuseum.or.jp/access/index.html
入館料:
一般500円
小中高生250円
65歳以上250円

■神戸ファッション美術館 
http://www.fashionmuseum.or.jp/index.html

内容:
地球の地表面積の70%以上は紺碧(こんぺき)に輝く海であり、地球全体は青い空に包まれています。「青」はわたしたちに最もなじみのある色ですが、自然界には「青いもの」は数えるほどしか存在しません。憧れの対象として、人類は古(いにしえ)より青い鳥、青い薔薇の幻想を追い続け、際限のない時間と労力をかけて、金に比類する高価なラピスラズリやアズライトなどの顔料を欲しました。その一方で藍は木綿、麻、絹地など、どんな素材でも青色によく染まる世界中で広く愛されている染料です。藍染の歴史は大変古く、エジプト、インド、中国、ペルシャなど文明の栄えた地域からの出土品にも見られます。藍は葉にインジゴチンという色素を含む植物の総称で、世界各地でそれぞれの気候に合った藍植物が数種類栽培され、ろうけつ染や絞り染、型染や板締めなどの技法を凝らした多様な表現も見られます。本展では神戸ファッション美術館の収蔵品より、世界中の人々を魅了し続ける「青」の銘品を展示します。併せて京都・美山で創作活動を行い「ちいさな藍美術館」を主宰する新道弘之氏、ダルチザンを創業しアバンギャルドな超(スーパー)ジーンズを生み出した田垣繁晴氏・小夜子氏の作品やコレクションと、長年、中国貴州省を中心に少数民族の調査を行ってきた、元名古屋女子大学短期大学部教授の柴村惠子氏より寄贈いただいた品々を紹介します。明治期に来日したイギリス人学者より「ジャパン・ブルー」と称されたほど、日本人は藍を愛でてきました。藍と青が奏でるここち良い世界をお楽しみいただけますと幸いです。

同時開催:「大阪樟蔭女子大学 学館協働事業展」
神戸ファッション美術館と大阪樟蔭女子大学との連携により始動した学館協働事業も、本年で8年目を迎えます。この事業は貴重な美術館の収蔵品や企画を教育に活かすと同時にその研究成果を美術館にフィードバックするという目的で進められてきました。学生や指導者はオリジナル作品の魅力に圧倒され、時にとまどいながらも細かい観察や記録、考察の試行錯誤の積み重ねにより復元品制作や資料のデータ化や分析、また展示作業等を試みてきました。今回は、その事業の内容や成果物を、初公開の新作を含めて関連資料とともに発表披露します。
展示内容:
衣装レプリカ:18世紀宮廷衣装、19世紀デイ・ドレス、マドレーヌ・ヴィオネ のデイ・ドレス他 
資料調査成果物:ガゼット・デュ・ボントン 全ファッションプレートのレプリカ他
(神戸ファッション美術館HPより)
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special.html

07/06/2011