和ガラスの神髄―びいどろ史料庫名品選 …神戸市立博物館

2011年10月8日(土)~ 11月27日(日)
今年、神戸市立博物館に寄贈された国内最大級の和ガラスコレクション「びいどろ史料庫」の名品の数々を展観。

会期:2011年10月8日(土)~ 11月27日(日)
休館日:月曜日(ただし10月10日は開館)、10月11日(火)
時間:10:00〜17:00(金〜19:00、入館は閉館30分前まで)
会場:神戸市立博物館
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/info/access.html
観覧料:
一般800円
高校・大学生550円
小・中学生300円
※65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額
※障害のある方は身体障害者手帳・療育手帳などの提示で無料

■神戸市立博物館
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html

内容:
 びいどろ史料庫は、昭和45年(1970)9月に神戸市内に開設された和ガラスを中心とするコレクションです。同コレクションのガラス器は、その質と量において国内最大級と言ってよく、多数のびいどろ・ぎやまん・ガラスの名品を収蔵しています。
 本年、同コレクションのすべてが、神戸市立博物館に寄贈されました。本展は、これを記念し、江戸から明治・大正期にかけて日本で製作されたガラス器の名品の数々を速報というかたちで、広くお披露目(ひろめ)しようとする展覧会です。
 江戸時代から明治時代前期の日本製のガラスは、ポルトガル語のガラスを意味する言葉―Vidroに語源をもつ「びいどろ」という語で呼ばれました。しかし材質は、ほとんどが中国・宋代のガラス製法に起源が求められる鉛ガラスで、薄い器体の吹きガラスが遅くとも17世紀後期の長崎で製作され始め、18世紀には大坂、江戸に製法が伝播していったと考えられています。
 「和」という言葉には、日本という意味のほかに、なごみ、おだやか、のどかなどの意味が含まれています。和ガラス―びいどろには、宙(ちゅう)吹きガラスにしても、型吹きガラスにしても、また、ぎやまんと呼ばれた江戸時代後期の手彫りの切子(きりこ)においてさえも、ヨーロッパ製のガラスにはない特有の温かみが感じられます。和ガラスの美的特質は、鶴首(つるくび)の徳利(とっくり)、小さな盃(さかずき)にさえ宿っています。
 本展は過去の戦災や地震などを生き抜いて伝世した、びいどろ・ぎやまん―長崎びいどろ、江戸切子、薩摩(さつま)切子など和ガラスの神髄に触れていただくまたとない機会と言えるでしょう。神戸の至宝となったびいどろ史料庫のベストセレクションは、この秋、ガラスファンへの最良の贈りものになるでしょう。 
(神戸市立博物館HPより)
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2011_02wagarasu.html

09/28/2011