原弘と東京国立近代美術館 デザインワークを通して見えてくるもの…東京国立近代美術館

2012年2月3日(金)〜5月6日(日)
開館時から1975年まで東京国立近代美術館のポスターをてがけた原弘。美術館のために制作されたポスターのほか、対外宣伝誌『FRONT』や戦後のブックデザインなどを紹介。

会期:2012年2月3日(金)〜5月6日(日)
休館日:月曜日(ただし3月19日、3月26日、4月2日、4月30日は開館)
時間:10:00〜17:00(金〜20:00、入館は閉館30分前まで)
会場:東京国立近代美術館本館 ギャラリー4(2F)
http://www.momat.go.jp/Honkan/map.html
観覧料:
一般420円
大学生130円
高校生以下および18歳未満無料
65歳以上無料
障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)無料
※無料観覧日:2月5日(日)、3月4日(日)、4月1日(日)、5月6日(日)

■東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/index.html

内容:
原弘(はら ひろむ)(1903-1986)は、国立近代美術館が京橋に開館した1952(昭和27)年から1975(昭和50)年まで、じつに23年間にわたって、当館の展覧会ポスターをほぼ一貫して手がけていました。原弘が当館の展覧会のためにデザインした展覧会ポスターはおよそ200点を数え、戦後の原弘の仕事の重要な一角を占めています。原弘は、ポスター以外にも、招待状、展覧会カタログの表紙、機関誌『現代の眼』など印刷物のデザインを手がけており、いわば当館専属のアートディレクターとしての役割を果たしていたといえます。
原弘にポスターを依頼することに決めたのは、当館の草創期に次長を勤めていた今泉篤男です。展覧会のポスターをデザイナーに依頼するということなどまだなかった時代でしたが、国立近代美術館の出発にあたって、今泉は、展覧会のポスターを美術館活動の一部として重視したいと考え、グラフィックデザインの第一人者として活躍していた原弘に協力を求めたのです。
いっぽう、「デザインとは無名性の行為」を持論とする原は、「自分のポスターを作るのではなくて、国立近代美術館のポスターを作るのだ」という気持ちで、この仕事に取り組んでいました。
国立近代美術館のポスターとしては、文字組みと色面構成だけのシンプルなもの、写真と文字の組み合わせ、大胆なレタリングを駆使したものなど、さまざまなタイプのものが作り出されましたが、そこには一貫して、原弘のほかの仕事に通じる品格や清潔感があります。節度あるそのデザインは、当館の特徴をも映し出しています。
今回の展覧会では、原弘の国立近代美術館のためのポスターの仕事をまとめて紹介するとともに、戦前期の代表作であるパリ万国博覧会(1937年)の写真壁画や対外宣伝誌『FRONT』、そして、戦後のブックデザインなどもあわせて展示し、そこに流れる原弘デザインの理念を探ります。
(東京国立近代美術館HPより)
http://www.momat.go.jp/Honkan/hara_hiromu/index.html

01/12/2012