田中敦子―アート・オブ・コネクティング…東京都現代美術館

2012年2月4日(土)~ 5月6日(日)
代表作約100点により、「具体」の作家、田中敦子の歩みを紹介。

会期:2012年2月4日(土)~ 5月6日(日)
休館日:月曜日 (4月30日は開館)、5月1日
時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)
会場:東京都現代美術館3F
http://www.mot-art-museum.jp/access/index.html
観覧料:
一般1000円
大学生・65歳以上800円
中高生500円
小学生以下無料

■東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/index.html

内容:
東京都現代美術館では、国際交流基金、イギリスのアイコンギャラリー、スペインのカスティジョン現代美術センターとの共同企画による「田中敦子-アート・オブ・コネクティング」を開催します。

田中敦子(1932-2005)は金山明の助言で、抽象表現へと進み、コラージュによる《カレンダー》を制作しはじめ、このときより繊細さと力強さが共存する独自の感性を発揮します。その後、金山とともに吉原治良の指導のもとに結成された前衛団体「具体」に参加。20個のベルが順に鳴り響く《作品》(ベル)(1955年)、9色の合成エナメル塗料で塗り分けられた管球約100個と電球約80個からなる《電気服》(1956年)ほか、彼女のパフォーマンスやインスタレーションをとりいれた表現は具体のなかでも突出した異彩を放ち、注目を集めました。この時
期の彼女の作品は音や電気の明滅、あるいは時間といった非物質的な素材を、従来の美術表現にとらわれることなくその存在のありようをもっとも際だたせる方法で抽出したのです。

さらに彼女はこうした試みを絵画において表現すべく、電気服の電球と配線に対応する円と線から成り立ったおびただしいヴァリエーションの絵画群を生涯描き続けます。彼女の歩みはある時は極端にラディカルな展開があり、あるときは淡々とした繰り返しのように見えますが、すべて一つ一つの作品がつながりあった新たな実験でした。

具体をはじめとして、日本の戦後現代美術への再評価の気運が高まっていますが、田中敦子は没後のDocumenta12(2007年)でも大きく特集されるなど、とりわけ重要視されています。本展は作家自身の監修のもとに再制作された《作品》(ベル)、《電気服》をはじめとした代表作約100点で構成され、革新性を模索し続けた彼女の歩みを回顧します。
(東京都現代美術館HPより)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/132/

01/31/2012