アンリ・ル・シダネル展 ~薔薇と静寂な風景~…美術館「えき」KYOTO

2012年3月1日(木)~4月1日(日)
印象主義や新印象主義を継承し、独自の画風を確立したフランスの画家アンリ・ル・シダネルの世界を紹介。

会期:2012年3月1日(木)~4月1日(日)※会期中無休
時間:10:00〜20:00(最終日17時閉館、入館は閉館30分前まで)
会場:美術館「えき」KYOTO
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/storeinfo/index.html
入館料:
一般900円
高・大学生700円
小・中学生500円

■美術館「えき」KYOTO
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html

内容:
アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner 1862-1939)は、20世紀初頭に活躍したフランスの画家です。モネ、ピサロ、スーラなどと同時代を生き、印象派、新印象派に学びながら、やわらかな色彩で光をとらえる独自の作風を築きました。
1862年にインド洋のモーリシャス島で生まれ、18歳でパリに出て、アレクサンドル・カパネルのアトリエで数年間学んだあと、1939年第二次世界大戦勃発の数週間前に亡くなるまで、“薔薇の庭”“木漏れ日”“ガーデンテーブル”“夕暮れの家々の窓から漏れる光”など、身近な題材を情緒的なタッチで描きました。どこか内省的でありながら穏やかな空気感を持つ作風は、当時大変な人気を集め、現在でも世界中の美術愛好家を魅了しています。1989年に行なわれたパリ、マルモッタン・モネ美術館での大規模な個展をはじめ、ル・シダネルの展覧会は近年ヨーロッパで頻繁に開催されてきましたが、日本では回顧展の開催が長らく待たれていました。
本展は、ル・シダネルの曾孫で美術史家のヤン・ファリノー=ル・シダネル氏の協力により、油彩を中心に初期から晩年にいたるまで、主にフランス、オランダの美術館が所蔵する約70点で構成され、ル・シダネルの全貌を日本で初めて紹介する待望の回顧展です。ル・シダネルの作品は、時代や文化を超えて観る者の郷愁を優しく刺激する、普遍的な魅力と暖かさに溢れています。身近なものを描いた彼の作品は、平凡な日々の生活の中にあってもほっとする一瞬の「小さな幸せ」を感じさせてくれます。今の時代においても新鮮な輝きに満ちたル・シダネルの世界を、どうぞご堪能ください。

ル・シダネルは、生涯にわたってヨーロッパを旅しましたが、こよなく愛したのは、『ジェルブロワ』というパリ北方の小さな村。1901年、中世の面影が残るこの村に居を構え、自宅の庭を、さらに村全体を薔薇でうめつくそうと提案。村の人々はこの考えに共感し、やがて薔薇の花咲くジェルブロワは「フランスでもっとも美しい村」に選ばれるまでになりました。毎年6月には「薔薇祭り」が開催され、小さな村は多くの観光客で賑わいます。薔薇とジェルブロワは、ル・シダネルの後半生にとって欠かせないモチーフとなったのです。
(美術館「えき」KYOTO HPより)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html

02/01/2012