「織」を極める 人間国宝 北村武資…東京国立近代美術館工芸館

2012年2月7日(火)~4月15日(日)
人間国宝 北村武資の初期から今日までの作品約130点を二期に分けて展観。

会期:2012年2月7日(火)~4月15日(日)※展示替えあり。
前期:2月7日(火)~3月11日(日)、後期:3月13日(火)~4月15日(日)
休館日:月曜日(ただし3月19日、3月26日、4月2日は開館)
時間:10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
会場:東京国立近代美術館 工芸館
http://www.momat.go.jp/CG/map.html
観覧料:
一般500円 
大学生300円
高校生以下および18歳未満無料
障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)無料

■東京国立近代美術館工芸館
http://www.momat.go.jp/CG/cg.html

内容:
北村武資は1935年京都生まれ。京都西陣で得た高度な織の技術と現代的な感覚によって、織の造形に新たな地平を切り開きました。1995年に「羅」、2000年には「経錦」で重要無形文化財保持者に認定され、今日を代表する作家として国内外で高く評価されています。

北村の作品は革新的で、常に新鮮な驚きを見る人にもたらします。その魅力は、伝統をベースとしながらも既成の価値観に甘んずることなく、織の根源を探求し、今という時代に立ち向かおうとする姿勢に由来します。「羅」は複雑なもじり組織(たて糸がからみ合ったところによこ糸を織り込む)が透明感に満ちた生地を作ります。中国前漢時代までさかのぼる歴史を持つこの織物は、日本では中世以降衰微しましたが、北村の挑戦は古代織の再生にとどまらず、過去に例のない経糸の大胆な動きで文様と陰翳とを構築する「透文羅」の創造にいたりました。また、やはり古代織の「経錦」においても、困難とみなされてきた大型の文様を織り上げ、つややかな質感と豊かな色彩は整然としたパターンに生き生きとした表情をもたらします。どちらの技法についても「織物の組織そのものが表現」と考える北村のきれ地は、わずかな厚みのなかでたて糸が複雑に交錯し、静かなムーブマンと奥行さえ感じさせるものとなりました。

本展では、北村の初期から今日までの作品約130点を、2期(前期 2月7日~3月11日、後期 3月13日~4月15日)に分けて展観します。織技の粋が体現する織の可能性と美をご堪能ください。
(東京国立近代美術館工芸館HPより)
http://www.momat.go.jp/CG/kitamura/index.html

02/03/2012