柳宗悦と丹波の古陶…兵庫陶芸美術館

2012年3月10日(土)~5月27日(日)
日本民藝館所蔵の柳宗悦コレクションから丹波焼を紹介。また柳が「静かな渋い布」と讃えた丹波布も併せて展観。

会期:2012年3月10日(土)~5月27日(日)
休館日:月曜日(ただし4月30日は開館)
時間:10:00〜19:00(3月31日までは18時まで、4月29日〜5月5日は21時まで、入館は閉館30分前まで)
会場:兵庫陶芸美術館
http://www.mcart.jp/traffic.html
観覧料:
一般1000円
大学生800円
高校生500円
中小生以下無料
65歳以上の方半額
障害のある方およびその介護者は料金半額
※17時以降の観覧は夜間割引有り

■兵庫陶芸美術館
http://www.mcart.jp/index.html

内容:
六古窯のひとつに数えられる丹波焼。現在では、広く知られた産地ですが、一般に評価されるようになったのは、戦後のことです。そのきっかけとなったのは、民藝運動の指導者であった柳宗悦(1889-1961)でした。
 朝鮮陶磁との出会いにより、民衆の生活で使われた工芸品の美しさに目覚めた柳は、日本に残る名もなき職人が作り出した実用品の中にも驚くべき美が宿っていることを発見します。日本各地の手仕事を調査・蒐集する中で、陶芸家河井寛次郎、濱田庄司らと、「民衆的工藝」の省略として『民藝』という言葉を生み出し、新たな美の価値観を世に提示しました。その後、手仕事の復権と美の生活化などを目指して民藝運動を指導し、その拠点として東京駒場に日本民藝館を開設します。
 晩年、柳は丹波焼の蒐集にも情熱を傾け、その成果は、『丹波の古陶』として1冊の本にまとめられました。丹波焼については、「最も日本らしき品、渋さの極みを語る品、貧しさの富を示す品」と評し、当時、鑑賞の対象ではなかった、丹波本来の姿である日常雑器をとりあげ、自然釉を人の手の届かない無作為の美、他力による美として絶賛しました。
 今回の展覧会では、日本民藝館が所蔵する柳宗悦のコレクションから丹波焼をはじめ、柳が「静かな渋い布」と讃えた丹波布も併せてご紹介します。
 柳宗悦がみつめた丹波焼と、それらを生んだやきものの里に触れることで、人々のくらしから生まれた手仕事の文化を知る機会となれば幸いです。
(兵庫陶芸美術館HPより)
http://www.mcart.jp/23/exhibition/yanagi/yanagi.htm

02/23/2012